更新日:2016.03.29
【館長ノート】目黒川の桜開花情報をご案内いたします。
【4月3日号】目黒川の桜もついに満開となりました。昨日は、目黒川の遊歩道が人ごみで歩けないくらいたくさんの方がお花見に来られました。21時を過ぎても「宴会はしないでください」と書いた看板のそばで、お酒を飲みながら楽しそうに歓談しているグループが、あちこちにおりました。この行動は、自然のなせるわざなのでしょう。
昨日も書きましたが、花見は人がただ桜の花びらを見るばかりでなく、桜も飲んだり踊ったりしている大勢の人のパワーを待ち望んでいるのではないかと思うのです。
それは、花見が「花狩り」とも呼ばれ、花のパワーを身にまとうというのであるらしいのですが、反面、大勢の花見客が桜を喜ばせているという考え方もあってもよいのではないでしょうか。まさに花見は、人と桜との特別な時空を演出しているのです。
桜の「サ」は、田の神を意味し、「クラ」は、その鎮座する場所と言われ、里山に咲く山桜がまさにその場所なのでしょう。春になると、山の神が里に下りてきて(サオリという)、田の神となって稲穂に宿る。やがて穂となってお米が実ったのち、再び山へと昇っていく(サノボリという)と言われています。
だから、桜の花は豊かな実りを約束してくれる便りでもあり、里山の人々は、待ち望んでいたのでしょう。まさに日本人特有のDNAからくるものなのでしょう。満開の年には、必ず豊作といわれてきたように、桜の花はまさに花占いの原型でもあるらしいのです。今年も豊作を期待したいと思います。
桜の花が満開となりましたので、開花情報は、本日をもちまして終了いたします。目黒川散策の参考になればと思い「目黒さくらMAP」をご案内いたします。素晴らしいお花見をお楽しみください。
目黒さくらMAP2016(めぐろ観光まちづくり協会発行)← クリックしてご覧ください。
【4月2日号】昨夜小雨が降り、今日の「桜まつり」を心配しましたが、雨も降らず無事開催の運びとなりました。桜も見ごろ(人が桜を見る)となりましたが、花見客も見ごろ(桜が人ごみを見る)となりました。人も桜もウキウキ気分です。明日(3日)も開催いたします。イベントのご案内(PDF)をご覧のうえ、ご来場ください。
(桜まつりイベント会場) (野点コーナー)
(姉妹友好都市気仙沼のホタテ特売コーナー) (ふれあい橋上でのパフォーマンス)
目黒イースト桜まつりご案内(4月2日・3日開催) ← クリックしてご覧ください
【4月1日号】目黒川遊歩道は、花見客でにぎわいました。ほとんどの方が、携帯を上に向けて桜の花を撮っておりました。今日は一段と開花し、明日、明後日の「目黒イーストエリア・桜まつり」が絶好の見ごろになりそうです。ただ、お天気が少し心配です。お祭りの準備も終わりました。明日が楽しみです。ぜひ、来てください!
(携帯にて桜を激写中:4月1日) (目黒川の桜:4月1日)
【3月31日号】昨日そして今日の気温が20度とのことで、急につぼみが開きました。昨年と比較すると開花状況は4~5日遅れている感じですが、お花見の方の人数は、毎日増え続けてきております。今日の開花画像と昨年とを見比べてください。
2016年3月31日
昨年の3月31日
【3月29日号】今年の桜開花は、昨年より2日早かったのでありますが、その後気温の低い日が続きましたので満開の時期が遅れそうです。見ごろは、今週末頃からではないかと思います。4月2日(土)・3日(日)は、区民センター周辺にて「目黒イーストエリア・桜まつり」が開催されます。模擬店、気仙沼物産展、野点、フリーマーケットのほか、若手ミュージッシャンによるライブ、ダンスなど催し物がいっぱい。春爛漫の目黒川を楽しみませんか。
2016年3月29日
昨年の3月29日